やっと1年

2006年3月8日 恋愛
1年経ったんだな。
やっと。

先週末彼のところに行ってきました。
感慨深いのもあり、現実もあり、またいろんなこともあり。
この冬がどれだけ辛かったか。
それを思うと心が痛む。何もできるわけじゃないのに。

あわただしく帰ってきたけれど
本当に二人でいることなんてほとんどなくて
二人でいられたのはほんのわずか。
でも、あとから聞いたら
ただ私が在る、ことで全てが満たされる。
ということだったらしい(笑)
それならいいけど・・・ホントに何もできなかったよ?私?

1年間はすごくとにかく長くて辛くて
彼がもちろん一番辛いに決まってるんだけど、
辛い気持ちを考えると焼けるほど胸が痛い。
何もできないだけにじりじりジレンマ。

そうしてやっと作ってきた私たちの間なんだけれど。
どうやら、悪い予感がちょっと当たってる気配・・・。

彼が仕事上でいつも一緒に仕事をしている姉さまとは
いつも仲良くしてもらっているんだけど、
去年からなんか心に引っかかってた。
でも、私自身決して彼女と相性がいいとは言えなかったし
その相性のズレから悪い思考が出てるんだと思ってた。

・・・なんか邪魔されてんだけど(笑)

夏にも「随分この人タイミング悪い」(←つまりいつも邪魔)
って思ってたら、
今回は「この人わざとやってんだ」って気づいた。
というか、本人がボロを出したから・・・。

「仕事上では彼と私とは相方だし、
 昨年は私の精神的な支えである彼がいなくて本当にしんどかった。」

私に面と向かってこう言うって、どういう意味なんだろう?
あなたの「精神的な支え」になってるらしい彼を
ずっと精神的に支えてるのは私ですが、何か?(笑)

10年一緒に仕事してて全然気づかないんだぁ・・・。
彼は他人のことなら実に的確にアドバイスするよ。
それは彼にとってかけがえのない人間じゃないから
感情を一切挟まず客観的に見られるってことだからね。
自分のことになるとぐずぐずの弱い人だもん。
護ってくれる人じゃない。護ってあげる人なのに。

そばにいて仕事の上で世話をやけるのがそんなに偉いわけ?
と正直気分悪い。
これが「兄を取られる妹の心境」なのか、
「男を取られる女の心境」なのかはちょっと判断しかねてるけど
不快なのには変わりない。

さてどうしたものか・・・。
まともに仕事させるために
私がどんだけメールしてご機嫌とればいいって話よ…。

ちっとも普通に生活できてなかったでしょ。
今だってちゃんと食べてないのはちょっと考えれば丸わかりだし。

いいから黙って甘えろ、ってこっちが言ってるときは
全然甘えてくれなくて
突然子供みたいにべたっと甘えやがる。
まぁ、人間精神的にぎりぎりのときは甘えることすら
考えられないので
甘えたりぺらぺらたわいない話ができてるだけましか?

これでやっと普通の冬テンションでしょ。
あと丸2ヶ月は冬なんですけど(笑)
もー大丈夫なの?わたし?

えーとこの一週間はホントに色々あって
心配して電話すりゃ仕事先の人と飲んでるとか言って
妙なメール返って来るし、
もう電話なんて二度とするかこのやろー!!
おまえは私の電話だけ選んで無視してんだろばかやろー!!!
って初めて彼にキレてみたりとか、
(こんな激しくは言わなかったけど。)
その後人がこんなに怒ってるのに詫びがねぇぞごらー!!!
とかさらに畳み掛けてみたりとかですよ。
(書いたのだけ読むとまるでヤ○ザだ)

途中彼の面白おかしな夢を見たりしてるうちに
なんとなく私の怒りは収まってしまってですね
(というか単に平謝りされた)
なんだかよくわからんけど近頃めっきりご機嫌な彼です。
ま、寒さが先週一瞬ゆるんだってのもあるんだけど。

3月いけるんかいな?私。
いい加減送ったものがそれぞれみんな臭気を発して
家中アロマの匂いで充満してるんじゃなかろうか…。

大きなドーナツ

2006年1月10日 恋愛
年が明けて結局元通りかよぅ・・・・。

なんだったんだ。あの頭がハゲ上がるほど悩んだ秋は。
私が単にだめんず好きなのか?
でも、きっと病気して体があんなふうにならなくても
私は彼と一緒にいたと思う。
で、相変わらずこんな風に怒ったり拗ねたり
甘えたりしてたんだと思うわ…。
や、私は甘えてないよ(笑)

新年明けて2回目に見た夢は彼と出会った頃のこと。
あの頃の彼は自信に溢れていて(と見えただけ?)
一緒にいて単純に「楽しい」人だった。
好き、とかじゃなくて。

お互いにいろんなことがあって
今はたぶん何よりも彼の支えになっているのだろうし
私も私自身に求められていることはわかってるつもり。
でも、自分を殺したり我慢しすぎたりしちゃいけないんだよね。
私には私の仕事や生活があるから。

あんまりまわりの状況とか彼の気持ちを考えすぎないで
もっとシンプルに得意の直感で進めばいい、
って思ったわけで。
つまるところ特別な人って想ってくれているなら
それなりの扱いはして欲しいよ、と。
そういうわがままって今まで言ったことなかった。
自分の生活でいっぱいいっぱいだろうってわかってたから。

それに、彼は基本的に彼女を甘やかす人だから
そのとおりに甘えると私絶対ダメになる…と思ってね(笑)
夏に会ったときも、えー!?ってくらい甘やかされたし。

距離や生活から来るひずみがやっと調整されてきた感じ。
昨年は試行錯誤の一年だった、と。
二人の距離から言うとものすごい引力に吸われた気がするわ。
この先どうなるのかな・・?

んーもー。

2005年12月22日 恋愛
どこまでも心配になっちゃうんだよ。
気にしちゃうんだよ。

なんか離れようとすると何かが起きて
また心配になっちゃう。
今回は大雪大雪って毎日TVでやってるもん。
きっと辛いんだもん。
そういうのが変なカンでわかっちゃうんだもん。

大体あ、○○だな。
ってピンと来て連絡すると案の定予想通り。
昨日からわたしずっと変な夢にうなされたの。

今回はクリスマスに免じて許してやる。
聖母と主イエスに100万回祈って礼を言え。

あー、こんなことじゃだめだ(笑)
待降節ってこんな傲慢じゃいけないのに。
クリスマスってもっと清清しくいたいのに。
反省します・・・。

流れゆく時の中で

2005年11月22日 恋愛
ゆっくりと何かが手のひらからこぼれ落ちていく。

それは私がとても大切にしていたのに、
勝手に手からすり抜けて空気の中に消えていく。

自分でも持て余すほどに熱かった、大きかった気持ちが
今は冷たい深い水の中に沈んでいくのが
手にとるようにわかる。

ひとの心にはひとつ大きくて豊かな、
そして温かで清浄な水の沸き出る泉がある。
生まれた時からその泉は枯れることなく
絶えず新しい水が湧き出ている。

いつもは温かい清い水が湧き出ているはずが
見た目はきれいで透き通っているけれどひやっと冷たくて
生命を育むことができない水がそこに存在する。

私がどうこうしようと思って変化したわけじゃない。
一連の出来事の中で、気持ちが動くたびに
気づいたらこんな風になってしまっていただけだ。

気持ちが大きかった分、傷つき方も大きくて
しばらくは思考停止。

人間が最も尊厳を傷つけられると感じることは何か?
とナチが収容所を作ったときに考えたそうだ。
恥をあおること。徹底的に「個の存在」を抹殺すること。
それが結論。

わたしはいま、私と言う一人の存在を
全く何もないかのように無視されています。
それも一番自分が愛していると思っていた人に。
もちろん、ショックは大きいです。

じたばた悪あがきもしようと思った、考えた、
でも当りさわりなく前と同じように1通の手紙を書いた。
それもまた、無視されてしまった。
ただ哀しい。

言いたいことを全部言って感情を爆発させたら
どんなにか楽だろうと思う。
けれど、もう言うだけ無駄なんだ。と思ってしまった。
言えば傷ついた顔をするのだろうから。

私は何もしていない。ただ励ましの手紙を送っただけ。
責めることも電話もつきまとったりも何も。
なのに、なんで無視されなきゃいけないんだろう?

…思い始めたらきっと収容所のユダヤの囚人のように
心が壊れてしまうから。
そうなる前に整理しなくちゃいけないんだ。

私の心は踏みにじられて傷だらけ。
前回の日記で思いのたけを吐き出して、ちょっとすっきり。
彼からは連絡ありません。
多分、今週中に大事な仕事が控えてるからだと思う。
それが終わったら慌てて言葉をつくろって連絡してくるか
怒ってると思ってそのまま無言を決め込むか。
どっちかだろうな。

どっちにしても今後私は自主的に連絡はしないし、
勝手にすればモード。
それで彼がいいんだったらこのまま消滅ってことさ。
よくなきゃあちらから連絡してくるでしょ。

そう決めたらすっきりした。
うだうだ悩んでたのがウソみたい。
恋愛はふたりでするものなのに、
一人だけががんばったって努力したって無理なんだよ。
当たり前の論理にやっと気づいたんだわ。

男性として見ることが今後なくなっても
彼の仕事をする姿はとても好きだし
男性として見る前(前彼とつきあってた頃)も
人間としては好きだったもの。
だから、関係が切れるってことは多分ないし。
彼がどうしたいかってのはわかんないけど…

これまで私に丸投げだったんだから
今度は投げ返してやる。
あれほど熱かったこの気持ちが。
何かが起こるたびにゆっくりとその温度を失っていく。

お誕生日の一件は今だって許せない。
でも、許せないって言いはじめたら恋愛は終わりなんだ、
ってことも自分ではわかってる・・・。

許せないというか、納得がいかない?かな。
まだ心に引っかかったまま。

彼には何も求めちゃいけないってわかってる。
でも、私だって人並みに傷つくんだよ。
お手紙だって結局一通もくれなくて、いっつも書けない言い訳ばっかり。
言い訳するなら最初から書くって言わなきゃいいじゃない。
私が何をしても、メールをしても、
近頃は読んでるのか読んでないのか内容に対する返事すらなくて
ごめんの言葉といいわけばかり。
いつもいつも仕事仕事、もう勝手にしたらいい。

私の「好き」な気持ちにあぐらをかいて
どんなにひどい扱いをしたって
この女は絶対離れていかないって思ってるの?
自分は片麻痺の病人だから?仕事できてるくせに?

心配する口ぶりだけはするけれど
免許取りたての私がいつ事故って死んだって、
あなたは悲しんでもくれないんだろう。

近くにいる人には気を配れても、私のことは全部後回し。
もう勝手にすればいいよ。私には関係のないこと。
社会復帰したあなたに私はもう必要のない人間だものね。

ひとつひとつが、少しずつ気持ちの中にズレを生んで
その溝が広がるにつれて温度が下がっていく・・・。

今ならまだ間に合うけれど、
彼はおそらく変わらないし
今度の場合は相手に変化を求める方が間違ってる。

このまま少しずつ離れた方がいいのかもしれない。
だって今、これ以上の負担は私にはもう背負えない。
もう、十分すぎるほど背負ったよね?
もう終わらせていいよね?私、この上半期がんばったでしょ?

自分が辛いときに話しさえ聞いてくれない
自分がどれだけ辛くても相手を常に支えなきゃいけない
そんなのもう無理。
私だって一人の人間で、カンペキじゃない。

彼が私にどうしてくれたら納得がいくんだろう。
たぶん、ありがとうとごめんなさい以外の言葉をくれたら。
私がメールとか手紙を書かなくても何かしら連絡をくれたら。

あー、未来永劫絶対ないね。やっぱ無理。
メール書いたって返事3行くらいとかさー。
一生懸命手紙書いたってありがとうで終わりとかさー。
携帯メールと電話は出れても私に限っては無視とかさー。
そういう人だもん。
私は彼に対して「やって当たり前」
自分は病人だから「やれなくて当たり前」
そしてその状況を私が「理解して当たり前」
そういう人だってことにやっと気づいた。
年単位で時間を無駄にしなくて済んだ。あぶねー。

もう、この手を離そうかどうしようか迷いはじめて1ヶ月が経つ。
ただきっかけがないだけなの。
これだけ怒っててこれだけ悔しい思いをしてるのに。
涙はあとからあとから続いてくるけれど
悲しい涙じゃなくて悔し涙。

腹が立つんだ。

2005年10月2日 恋愛
誕生日以来連絡してないなー。
たぶん、心配してるか不安がってると思う。

本当に頭に来たんだもん。

お誕生日には日付が変わってすぐ携帯にメール入れて
仕事の休憩に夜電話入れたときも出なくて
それ以降日付超えるまで仕事してぐったりで家帰ったら
PCにメールが入ってた。
電話とメールありがとうはわかるよ。うん。
それ以降はえんえんお誕生日を祝ってくれた
お母さまやお兄さまご家族の話。

うれしかったのはわかるけど、じゃあ私のことは??
私のメールは、電話は、うれしくないのか?
ありがとうさえ言っておけば私の存在は無視してもええんか?
確かに物理的にも遠いし、入院中一度しか行けなかったし
支えはご家族だったのはわかるよ。
感謝するのも当然よ。幸せでいて欲しいと思うのも当然。
お兄さまもお義姉さまもとっても優しいお方だしね。

なんかさあ。
電話した時も自宅にいたっぽいし、わざと出なかったわけ?
かけなおそうともしなかったわけ?
その誠意のなさっていうか
言わなくてもわかってるだろって思ってるのか
言葉の足りなさにさすがの私も激怒しちゃったんだけど。

私のしてきたことは迷惑だったの?
毎日毎日メール送って手紙書いて病院のカード送って
限界まですり減らして倒れる寸前までがんばった私には
ありがとう以外何の一言もないの?

今度こそもうこんな恩知らずの常識知らずの
傲慢な人間とは縁を切ろうとそれ以来連絡してません。
何を思ってたって言葉にしなかったら
イコール「何にも感じてない」って思われても当然じゃん。
というわけで、私は
「誕生日に私のしたことに対しては何も感じませんでした」
って意味だって思ってるよ。

祝ってくださったお兄さま一家に対してはうれしかったけど
私に対してはとりあえずありがと。
おまけにかけなおすほどのこともない電話、程度なんだって。

好きとか嫌い以前に、人間としてどうなのよ。
わたし、礼儀を欠く人間が一番嫌い。

今まで自分がしてきたことは一体なんだったのかと
自問自答してしまった今回の一件。
もうこの程度なら私が一緒にいる必要はないわけだし、
私も今回みたいにに片手間に扱われるのであれば
きっぱり彼のことは諦めて、
きちんと私に向きあってくれる人を見つけたほうがいい、と思う。

私はちゃんと、彼と向き合いたくて試行錯誤してるのに。
今までは入院中だし大変なんだからって
何があっても全部自分の中に我慢して溜めてきたのが
これがきっかけで爆発しただけ、だと思う。
遅かれ早かれこういう事態は来るとは思ってたし。

今後どうするのかな。
このまま自然に無音のまま時が経っていくんだろうか?

この世界に

2005年9月22日 恋愛
彼のお誕生日です。
何が悲しくて仕事なの・・・(涙)

自由業なんだから、こういうときこそ前もって休み!
って思ってたのに
それどころじゃなく仕事がいっぱい入ってて
お誕生日のうちに彼に直接おめでとうを言うこともできない。
なんとかこの日の内に仕事無理やりぶった切って(笑)
電話でもすっかな・・・

プレゼントというかちょっとしたモノを
先週のうちに送ったんだけどね。

こういうときだからこそ一緒にいてあげたかった。

去年の今頃はほんのり照れも入った好きなひと
それからの一年、私にとっても激動
彼にとっても激動
二人にとっても本当にいろんなことがあった。
あのことがなかったら、私たちはこんな関係になってたんだろうか。

この気持ちは今現在この状況だから生まれてくるもので、
あの時違う状況になっていたら
全然別の気持ちが生まれてくるに違いない。

それでもただ、思うことは毎年同じ。
あなたが生まれてきてくれたことが、ただうれしいのです。

諦めと切なさと

2005年9月12日 恋愛
大丈夫なのかな。

凄く凄く心配なんですよ。
あちらにいたときも心配で帰れなくて
結局仕事始まるギリギリまでいたんだもの。

今月から間引いて仕事復帰で
来月からは完全に復帰予定なんだそうだけど
体はもとより、心はついていくのかしら。
それが一番心配。

周りの人に温かく迎えられていて、またとても愛されているのは
彼の地にいるときによく伝わってきた。
私が予定があって参加した場所が、
彼にとって倒れて以来初めて公式の場だったの。
それは私と彼が初めて出会った場所でもあり。

表にいるときには七人の敵、っていうように
気を張ってみんなと挨拶を交わして
前と変わらないように振舞っているように見えたけど
メンタル面ではまだそれを毎日できるような状態にないのよ?
今回は2日間だからできたのに・・・
それでさえ、後でとても疲れていたし・・・

けれど「仕事」の領域の話は私が立ち入ってはいけない場所。
私だって、彼には仕事の領域に立ち入られたくない。
お互いの仕事を理解できる「似て非なる場所」にいるからこそ。

彼の決断を最大限尊重すべきだし、
彼のすることは黙って見守ってあげるのが私の役目。

ただ、助けが欲しいとか帰る場所が欲しいとか
転びそうな時に手を差し伸べてあげるのが、私の役目。
行ってまいりました、彼の地に。

押さえられない感情とか
胸が苦しいほどの想いとか
切なさとか
そういう気持ちがいっぱいでまだまとまらない。

・・って、寝てばっかりだったけど(笑)

わくわく♪

2005年8月23日 恋愛
いよいよ今週末は彼の地に発ちます。

ギリギリのスケジュールの中、今週土曜から
来週の水曜までなんとか空けられた・・・・
そのかわり今週は寝ても醒めても仕事仕事仕事(笑)
タダでさえ先月のツケが回ってるのにねえ。

というわけで。
週末はいつものボランティアでカンヅメ
とは言っても元々彼の仕事場でもある場所だから
絶対いる(に10000ドン)、だろうな。
仕事復帰はまだまだ先で今現在休業中なんだけど
ちらちら顔見せに仕事場に行ってるらしい。
自宅から近いから、リハビリを兼ねてじゃないかな。

で、おそらく私がそこにいるってわかってて
大人しく自宅でお留守番してるわけがないのだー(笑)

そのお仕事が終わったら、
残りの3日は一緒にいられるのね。今度こそ(苦笑)
・・・2月にもこの台詞を吐いたねー(汗)
何回今度こそ、を言えばいいんでしょうか?

ちょっぴり緊張もあるけど
それよりわくわくする気持ちの方が大きい。
一緒にいて、たくさんのつもり積もって
年単位で積もりすぎた話がやっとできるのが楽しみ。

いつも彼の家も、彼の横にいることも
なぜだか理由のわからない安心感があった。
その心穏やかになれる雰囲気は
この前病院であったときも何も変わってなくて。
お互い速攻で眠くなるからね(安心しすぎ)

超人見知りでなかなか打ち解けない私が
なんでこんなにまったりできるのかな?っていつも不思議。
(今だに彼の地でも馴染めない人、いるし)
でも、そういうのも含めて相性がいいんだと思うな。
連絡してないな、ってここに書いてから一応
嫌いだってわかってるけど携帯でメールしてみたら
思いっきり無視されてましてね。

もう知らない。この恩知らず。

とまで(単に暑いからってのもあるかも)思ったのに
いつもそれは突然にやってくる。

今月末彼にまた会えるのね。そのことで突然の連絡。
いつも彼のニュースはサプライズなんだ。
だから余計舞い上がっちゃうってのもあるよ(笑)

彼はいつも余計なことは一切言わずハッピーサプライズで
一瞬にして私の中身を愛でいっぱいにしてしまう。
またどうしよう?って戸惑ってしまうくらいに。

自宅のPCアドレスから倒れて以来初めて
私のPCアドレス宛てに来たから、
きっと本当に自宅での生活に入ったんだと思う。
PCにメールが来たのは倒れる寸前が最後、だった。
あれから5ヶ月か・・・・長かったなぁ・・・・
これはこれでまた感慨深い想いでいっぱいです。

こうしてひとつひとつ私には「忘れられない日」が増えていく。

いつものように一緒に行く友人が
今年は仕事で行けないので
彼女にはタイミング合わせてやったんだよ!と言われたり(笑)
(↑ウソ。彼女が仕事なのはホント)
本当に彼のおうちで初めて二人きりなんだね。
そう思うと私のほうも緊張するよ・・・

新しい気持ち

2005年8月8日 恋愛
退院してから連絡してないな。
実家にいるのかな?と思ってね。電話とかメールとか
手紙も書いてない>これは仕事が溜まってたから

友達と電話もなかなかしないし
元々電話ってあまり好きじゃないのよ、私が。
携帯のメールはイヤって言われてるし(苦笑)

でも、最近発見したこと。
初めて「会えなくてさみしい」って思った。

今までは会えないのが当たり前で
1年に1〜2度会うだけなのが当たり前で
それは彼女ではなくてただの友人だったから、
っていうのもあるけれど
それが好きになって、大切な人になって、っていう
ステップを踏むにつれて
新しい恋愛の感情が自分の中にどんどん生まれてくる。

昨年ここに書いた日記を昨日読み返してみたら
結構焼きもちとかなんとか色々書いてたのね。
あの時はもう片思い(実際は両思いだったけど)全力モードだったし
彼とは次に会えるときはもう「彼」なんだ、って思ってたから。
今とはまた違う立場なんだけど。

彼にやっと会えて、顔を見ることができて
帰ってきてからはふとした瞬間に切なくて会いたくて
自分でもあら困ったわ、この恋愛感情(笑)ってくらい。

今月末にまた会えるのに。
それまで正気でいられるのかしら?って思うほど。

いよいよ退院

2005年7月28日 恋愛
彼はやっぱりゴネ続けたらしく(笑)
今月末・・・ってあとちょっとじゃん!退院許可が出たそうで。

この前も凄いなって思ったんだけど
全力で「前に進みたい」「回復したい」って気持ちをもって
本当は無理が来てる部分もあるに違いないのに
毎日リハビリに懸命になっているってことが
ヴィヴィッドに伝わってきた。
本当は傷つきやすくて繊細な彼には
もう共同生活もいい加減うんざりだったんだろうし。

彼は彼なりに私に対して何ができるか、って
一生懸命考えていてくれてたんだな。
退院したい理由は変わらずこの前ここに書いたとおりだもの。

色々調べた上でどう考えても社会復帰には年単位のリハビリと
生活訓練が必要だって知識として理解している私は
彼に彼なりのスピードで一歩一歩ゆっくりと
リハビリを続けていって欲しいと願っていたんだけれど、
理由は何であれ、多少無理するくらいでも
今回のように気力がついて行っているうちに
がんばれるところはがんばらせてみてもいいんじゃないか、
って少し引いたところでやわらかく見守るスタンスでおります。

それに、言い出したら子供みたいにきかないんだから(笑)

彼の計画(?)どおりに来月は会えるのかな?
私は流されるだけよ、あなたがそうしたいと願うことに。
それでも私の存在があなたがこれからも
前に進みたいと思う気持ちの原動力になるなら。
彼に会った。

用事が終わってその足で近場の温泉一泊して
それから彼に会いに行った。

最初すぐにでも会いたそうな様子だったのに
実際に予定が終わる日が近づいてみると
ひとりでも誰かがいる場所では会いたくないらしく
凄く遠まわしでいやがられた・・・・

で、仕方なく温泉一泊をいれて調整してみたら
今度は私が訪ねる日に遠方から共通の知人がやってくるという。

私の優先順位は一番最後かよ!!!

ってちょっぴり怒って
「じゃ来月また来るからそのときにしようか?」
とメールで言ってみたらそれもぴしゃっと拒絶
どうすりゃいいのさ、このおじさんったら・・・

そんなわけで日中予定が空いてしまった私は
一人で温泉だ明るいうちから地酒だと観光をめっちゃ楽しみ
ごきげんで彼のところに寄ってきました。

現金なものでやっぱ行くって言ったとたん
うきうきでかまってちょうだいと言わんばかりにバシバシと
メールでの観光案内をしてくれました(笑)

夕方バスで彼のいる病院に向かい、
降りてみるともう時間が遅いからか人の姿はあまりなく
しかも笑えることに、目の前を素通りしたらしいよ私。
乱視が最近めっきりひどくてねえ。

庭にあった木のベンチに並んで座り、
夕陽から暗闇へと変わりつつある風景を眺めながら
たわいない話をぽつりぽつりと。
いつも手紙ではとってもおしゃべりな私も
約1年ぶり、倒れてからは初めて会ったのでいささか緊張気味。

二人で緋色の空を見ながら
永遠かと思えるような静かな時間が過ぎていく。
彼のきれいな低音の声が発せられるたび、
音の振動が木のベンチを通して私の体に伝わってくる。

ゆっくりとスローモーションのように時間が目の前にあって
まるで映画かドラマのような美しい夕闇が去っていって
言葉では、とても表せない―

この4ヶ月二人の間に積み重ねられた記憶が
照れと恥じらいをもって私たちの口を優しく封じたまま、
短い時間はあっという間に過ぎて
また離れなければならない時が来た。

暗闇に光るちいさな駅のベンチで涙をこらえて
逃げるように彼の地を発って帰ってきました。
・・・また来月会えるんだけどね。

七夕の夜に。

2005年7月7日 恋愛
彼のお隣県におりまする〜。

むっちゃくちゃ忙しくて手紙もなんとか続けてるけど
でも、やっぱり近いと気分的にも違うよ。

今私のいる場所には海があって、
その海は彼のいる場所にも続いていて、
海の前の道路は彼の家の近くを通っている。
そういう事実はやっぱり気分的にも違います。

彼に「お隣県(とはいっても県境なので、彼宅は電車で数駅)についたよ〜♪」
ってお手紙を書いたら、

そうか、じゃ今、同じ雨を見てるんだな。

ってメールが帰ってきた・・・七夕の夜でした。

本当に牽牛と織女がかわいそうになってしまうほど
この土地は大雨に雷で荒天の七夕だったのですが、
彼の一言でああ、なんか近いっていいよな。
って思った甘い雰囲気の七夕でした(笑)

むちゃくちゃ遠くもなく、
毎日会いたい!といわれてしまうほどそばでもなく、
今の位置は心地よい距離感があって。
いよいよ明日出発ー!
・・・でも彼に会うまで2週間はみっちり用事。

ちょっと前は凄く落ち込んでたのに、
着いたら連絡しろよ!って(笑)
なんだかんだ言いながらやっぱり楽しみにしてるんじゃん。

手紙を書くのは大変な作業でして
常にペーパーとペンを自室のデスクに放置して
寝る前に必ずひと筆書いて、
それがある程度まとまったら出して、って感じ。
一週間に一度しめきりが来るって感覚ですよ。
わたしゃライターか!!!って思う今日この頃。

書く体力は全部手紙に吸い取られていって、
彼は今私の動向を誰よりも知ってます(爆)

やっと会えるので楽しみでもあり、
会ったら何て言っていいのかわからなくもあり、
またちょっぴり恥ずかしさもあり・・・。
いよいよ来週発ちます。2週間はあちら。
用事が済んだ後は彼を訪ねる予定。
何も言ってこないので多分、大丈夫なんだと思う・・・よ?

また何かあったんだ。
いつものとおり(笑)私と彼は連動してますから。
なんというか「そろそろメールくるな」
「(携帯開く前に)このメールは彼だな」
「今相当しんどいんだな」ってカンでわかるんだよね。

おそらく病院では1ヶ月に一度以上
担当療法士と主治医のカンファレンスがあって
本人と少しずつリハビリの軌道修正をしてるはず。
というわけで、沈んだり浮かんだりが激しいのは当たり前。
いつもいいことばっかり言ってくれるわけじゃない。
現実を現実として否応なく認識するのもリハビリのうちなんだから。

今日新聞の一面広告で「うつ」の広告があって
「・・・脳卒中、胃潰瘍などの治療中にも「うつ」を発症することがあります」
って書いてあった(苦笑)ドンピシャやね・・・
私も胃潰瘍が先かストレスが先かって言われたら
そりゃストレスが先なんだけど・・まあ、ね。

私の手紙がストレスになるなら止めるけど
それはイヤ、みたいだから。
うーん、私が元気でいる限りはこんな思いはさせないけど
もし私と連絡がとれなくなったらどうするんだろう?
それでもひとりで立ち上がっていけるんだろうか。

そんなことを思いつつ、毎日少しずつ筆を進めて
大体週に1通は届くように手紙をしたためています。

今日の様子だとやっぱり何が何でも時間作って会いに行って
少し突っ込んだ話をしてこなきゃいけないな。
ピンクのモオツアルト・・・(笑)
「あんたのショパンはただきれいね、って感じ」
ショパンのノクターン遺作を弾いていたら言われたこと。
(TVのCMでかかってるのよ、小雪のやつ)

当たり前じゃん♪頭の中ピンク一色だもん。
ショパンって藤色の紗とかシフォンってイメージなんだけど
今のわたしゃ何弾いてもピンクだ。

状況は決して楽観できないけれど
気持ちを通わすこととそれとは別の次元の話。
今が一番楽しくて幸せです。はい。思いっきり色ボケ中。
大切にお互いの気持ちを温め続けてます。

毎日毎日少しずつ手紙を書いていって
とりあえず毎週届くように送っております。
いろんな意味で刺激されているみたい。
まーだまーだネタと個性の引き出しはありますよ〜。
あたくしだてにレールから外れた人生送ってませんて。

さて、また書こうかな♪

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