さて。春になろうとしていますね。
年明けからめちゃめちゃ忙しかった…
そのせいで彼宅にも行けなかったんだから(怒)

TVの旅番組や旅雑誌を読んでいて
その記事を書いている人が、インタビューを受けている人が。
「泊まりに行くというより、
シェフの料理を食べるためだけにこの宿に通っている」
というようなことをよく言っている。

私はホテルや旅籠と言う空間が好きで、
どちらかというと普段とは違う、生活感のない
しかし心が開放できかつスピリチュアルになれる
空間を求めて旅をする。
食べることは確かに好きだけど、
食べるために旅をするタイプではない。

けれど。
最近改めて気づいたこと。
(↑って、自分の個性に気づいてばっかり。)

毎年彼の地への旅は、なんのため?

って考えてみたら。
なんのことはない、「彼の料理」を食べるため。
彼に会うためでもあるし、
彼の地にいるやさしい人々に会うためでもあるし
楽しい時間を過ごすことでもあるけれど・・・
結局は彼の料理を食べることが楽しみ。
そう、一年に一度、夏のバカンス。
仕事も何もかも放ったらかして彼の地に飛ぶの。
美味しい、やさしい、やわらかくて暖かい彼の料理を食べるため。

初めて彼の地に行ってからもう5回目の夏が
もうすぐ私に訪れようとしている。
彼の料理に対する、彼に対する
もっと「私」の感性を感じて欲しい。
と思っている今日この頃。

まるで彼の家は割烹料亭?
いやいや、洋食が好きな彼なんだからオーベルジュ。
そんな風に思ってます。
私が誰よりも、他の誰よりも彼の料理を受け止めていて
彼が内側に抱えているいろんなモノ、個性を
その料理を通して感じている。
本当は内緒にしておきたかった、その事実を教えてしまった今年。
作ることにも厳しいけれど、食べることにもうるさすぎるほど
うるさい私が心の底からほれ込んでいる彼の料理。

味が美味しいのは当たり前なの。
同じレヴェルの味を出す人なら他にも心当たりがある。
けれどそのスケールの大きさ、それに反して
やわらかい雰囲気で食べる人を包み込むようなやさしさ。
一口一口がもったいないほどもったいなくて
でも子供のようにはしたなくがっついてしまう(笑)
「食べ方が美しい」それが私の数少ないとりえなのに。

私の大切なオーベルジュ。
たったひとりの優秀なるシェフ、
今度の夏には何を用意してくださるのかしら?

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