勉強の成果

2005年5月15日 恋愛
やっと時間が出来て本屋に行けたー。
しかも医学書が置いてある本屋に行かなきゃって。

気づけば1時間超も医学書コーナーで立ち読みしまくり。
前の日記にあげたサイトでも紹介されていた
リハビリテーション学の本を何冊か読んで、
買おうと思ったらたっ、高い!
学術書とはいえ、どれもこれもかなり高いよ。
しょうがないからカード払いで購入しようと思ったら
今度はカード家に忘れてきた・・・(苦笑)
しょうがない、ネットで買うか。

脳疾患の専門書と、リハビリテーション医学の本と
脳疾患性の精神における後遺症に高次脳機能障害、
とにかく心当たりのある分野は全部読んできた。
いっぺんに詰め込みすぎてまだ消化不良。
こういうときはフォトグラ○ィックメモリーって役立つね。
本のページ丸ごと頭に入れちゃえるから。

確かに読み進めるにつれてすーっと落ち着いてきた。
精神的にざわざわしてた感じが今は全くないもん。
筋肉の構造はこうなっていて、後遺症はこんな感じで、
ストレッチにリハビリに器具に、って。

その帰りに彼からメール。珍しい。
っていうか携帯持ったよ、の日以来じゃないか?
彼から自主的にメールって。
しかも話題は昨日から続いてる・・・24時間経ってますぜ(笑)

でも、専門書ガンガン読んできたから
何にも不思議に思うことなく温かくつきあってあげられる。
やっぱり何よりも精神的な支えが必要なんだ。
私が胃潰瘍で寝たきりだった頃と同じ。

彼はいつになくごきげんでメールを続けてたので
止める理由もなく時間もたまたまあった私
とうとう夕方から病院の消灯まで二人でメール三昧(爆)
すごーい。女子高生みたいだー。
この日の彼は確かに倒れる前と全く同じ、だった。
一瞬前みたいにメールやり取りしているような錯覚。

今までは良くて1ヶ月か2週間くらいに1度だけ
PCでメールをやりとりするだけだった私たちが、
今は携帯で短いながらも毎日メールやりとりしてますよ。
距離が一気に縮まってびっくりしたところもあって
またどうお互いに接していいか戸惑っている部分もあって
かなりぎこちなかったり、ブチギレたり(苦笑)
色々あったけど、こんな風にメールを重ねて
今よりもっと・・・さらに仲良くなれたらいいな。
まだ知らないことのほうがきっと多いもん。

基本的には私も彼も受け身さんなので(笑)
放っておくとそのまま時間だけがほわーっと過ぎてく。
なんとか努力の末にここまで来ましたよ。
2ヶ月毎日血を吐く思いで書きつづけた甲斐があったってもんだ。

実は転院した日の夜にさくっと彼の携帯に
節目だからと特別に選んだ言葉でつづったメールを送っていて
あれはこれからもあなたを手放さないから、って意思。
いくら受け身でもわかってくれると思う・・・けど?
たまにわかってるのにわかってないふりするからなぁ(悪魔)

なんだか脳の病気の内容を知ることとは別に
彼が本当に近い将来帰ってきてくれる気がした。
リハビリを彼なりにがんばってくれてるんだな、って
初めてメールの行間からヴィヴィッドに伝わってきたの。

彼は聞かれたくないみたいだから、
私は一切リハビリのことは話題にしないのね。
今どこまで片麻痺が回復してるのかは全然わからない。
だからそれで不安が止まらなかったのもあるけど
それとは関係ない場所と内容でやりとりをすることも
あながち無駄ではないってこともわかってきた。
くだらないことばーっか書いてるよ、私。

夏までは会えないし、触れることさえできないし
でも私と彼との個性とか趣味とか好きなこととか考えとか
話題はむしろリハビリ以外のことが多い。
幸いにしてメールは不自由ないから
退院するまでの間はこうして「文通」だよな・・・を続けます。
言葉でわかりあえることも大事なこと。

もう私って300字連載の時点で中を切り身にしすぎて
これ以上伝えることないんじゃないんだろうか。
って思ったけどそうでもないや。
今度は積極的に彼のことを聞きたいな。

一回一回言葉を交わすたびに、気持ちは深まってく。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索