言葉のちから

2005年3月26日 恋愛
あれから毎日彼に宛ててメッセージを送りつづけてる。

携帯早く持って欲しい・・・マジで。
なぜなら。
携帯やPCのメールってば手紙よりも手軽だもの。
(私はある程度体裁を整えて出すけど)
彼に送ったメッセージは病院のどこぞを経由して
プリントアウトされて届くのね。

活字になるものってなんか手を抜けない・・・とほほ(笑)
やっぱ書くことが好きな自分のサガだね。
それもカードという体裁上字数が決まってるから、
毎日がコラム連載を抱えているような状態。
朝日の天声人語とかああいうの書いてる人って凄い。

ただ自分の仕事とか日記とかじゃ全くつまらない!
と思ってコラム形式で書き綴る毎日なのですが、
ネタ探しが大変(←そういう問題か?)。
だって、読者はたった一人だけど一番大切な人、だもん。

しかし第三者の手を経由するので
あまりプライベートなことは書きたくないし。
毎日読んでへぇ〜!と思ってもらえるようなネタを提供したいし
字数MAXで300字くらいだから、結構難しいんですよ。
もう頭の中振り絞って、自分が今までに
自分の中に一つずつ作ってきた引き出しの中身総動員。

毎日新鮮で楽しいネタを提供するために
書きはじめてから毎日のネタをメモとして残してまして。
これ、彼が社会復帰する頃には一冊のびびあんネタ本になるぞ?
小説連載でもしてやろうか・・・(笑)

ここからはちょっと違う話。
一昨日元婚約者の転勤のニュースを耳にしました。
何年かぶりに見た彼の名前。
それを見ても何の感情も動かない自分がいた。
へえ。
それだけ。

あんなに愛し合ってたつもりだったのにね。
将来死ぬまで一緒にいようって誓い合ったのにね。
やさしいぬくもり(だと思っていた)のなかに
このまま包まれていたいと思ってたのに。
今や見知らぬ他人。と言い切ってしまった自分がいた。
ああ、傷も何もかももう昔のことなんだな。

この日記も元婚約者との事が書いてあったりで
ただ懐かしさだけがよみがえる。
長い長い春だった。
いくつの季節を二人で過ごしたんだろう?

その頃から彼は全然別次元の存在で
婚約者にさえ言えなかった自分の一番コアな悩み事も
普通に抵抗なく話せたし、メールで相談してた。
婚約者にはなかった安心感がそこにはあったんだと思う。
その人生の終わりにはそばで私、家族のように見取ってもいい。
そんな感覚があったよね。確か。

婚約者とは人生を歩んでいこうと強く誓ったのに
例えば街で偶然出会っても挨拶すらしないと思う。
今さら話すことなんてないし。
あっちは多分、私のことを恨んでると思うし・・・。

彼への気持ちは恋の熱さではなくて、愛の深さと温かさ。
恋に恋して長い春を待ったあの頃とは違う。
人として尊敬できるし、常に対等な価値観がそこにある。
私が姫のようにかしづかれたり(笑)
彼が全くその存在を子供のように私に受け入れられてたり(笑)
飛び散った自分のかけらを拾い集める旅の途中。

彼を求めて彷徨っている自分。
いつになったら、また出会えるの?

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索