わずかなる進歩

2005年3月18日 恋愛
彼が一般病棟に移ったという連絡がきました。
お姉さまたちがお見舞いに行ったそうです。

彼と私とのこんな恋の状況は誰も知らないと思いきや
なんとなーくお姉さま(同僚)は気づいてる?
この前も「びびあんちゃんは連れて行けない」
って言われたばかりだし。
どこまで進展してるかはやっぱわかってないけどね。
けれどすでに「Sの女」扱いなんですけど...(苦笑)

NYから友人が戻り、お姉さまからのメールで
彼のことを知ったそうです。
分かち合える人と話せるー、と思い昨夜は長電話。

もう友人に説明する段階になると
何度も同じ話を色んな人にしてるから
自分でもかなり落ち着いたな、って思う。
言葉にすると整理されるからね。

でもさ、一番ひどい段階の姿は見せたくなくて
けれど精神的な支えを欲しがってる。
これって、恋人っていうより「妻」の役目だよね?

どうも彼の地からの頻繁な彼の様子報告メールを読むと
私に色んな役目が求められてる気がする。
ずばっと書いては来ないけど
おそらく一度行ったほうがよさそう。退院する前に。

彼を支えてあげてくれ。

ってのが誰からのメールでも行間に見える・・・。
私なりに頑張って頭で考えて
この先も彼をしっかりサポートしなくちゃ、って思ってるけど
ちょっとさ、私に求めすぎじゃないでしょうか(笑)

まあこういうときのカウンセラーなので
明日はセッションで思いのたけしゃべってきます。
よかった、カウンセリング続けてて。
これがなかったら、私のほうが精神的にまいってる。
友人もそれを心配してたし。>共倒れ

私は彼の姿が見えなくても信頼と愛情に変わりはないけれど
彼は見えない私の姿と心とをきっとどこまでも探している。
不安になる気持ちは痛いほどわかる。
私も胃潰瘍の時は死ぬような思いをしたから。
実際には近くに居ないし、毎日顔を見ることもできない。
だから精神的な支えでありたい。

2年前から少しずつ自分でも気づいていた、
私は彼を支えるために生きている部分がある。
今支えなくて、いつ支えてあげるの。

昨夜はずっと彼の地の夢を見続け、
彼がやっと私の夢に出てきてくれた。
何ら変わらない姿ででてきた彼を見て、
やっぱりいつかふっと私の元に戻ってくるんだな、
って妙な確信を持ったり。

一般病棟に移ってからはお姉さまたちが
入れ替わり立ち代りお見舞いに行っては
私に詳細をメールしてくれるので
大分胃痛も減り、ご飯も食べられるようになってきました。
これでPCか携帯を持ってくれたら
彼から直接言葉が送られてくるのになー。

私にとっても、彼にとっても長い道のりになる。
それを支えきれるかどうかなんてわからない。
けれど、私の分身とも言える人が苦しんでいる姿を見たら
手を差し伸べずにはいられない。
義務でもなんでもない、傷ついた自分を守る防衛本能みたいなもの。

ただ心を寄り添わせているだけで、勇気付けられるなら
ただ毎日私が言葉を送ることで、苦しみが減るのなら
私にできることは全てあなたに捧げよう。

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