クリスマスに聖歌隊に宛てて頂いたお手紙のコピーを送っていただいた。
ドイツの最終合宿地の修道士さんと聖歌隊の師匠それぞれのメッセージ。
その中に、スイスの宿泊地ウツナハの
修道院長さんから頂いた言葉が書かれていた。
「聖母マリアがなぜ美しく描かれるかというと、
より多く愛したからです。
たくさん愛することによって、
人は美しくなります。」

現代の日本における愛というと、
大抵は男女の間における感情を意味するけれど
キリスト教、神学で言う愛というのはいくつか種類にわかれます。
イエス・キリストへの愛、人間同志における愛、その他もろもろ。

病気になってからの私は、そんなことすっかり忘れておりました。
私は宗教とか聖母とかいうことは全く関係なく、
一人の女性としてマリアが大好きです。
美しく、気高く、清らかで、強くて優しい。
自分にないものをたくさんもっている女性だからかもしれません。
どこかで私自身もああなりたいとおもっているのかもしれません。

聖書には、「愛はねたまず、自慢せず、
自分の利を求めず、すべてを耐え、すべてを望む」という一節があります。

そういう愛を忘れていました。

それは自分の感情しかない人に痛めつけられ、
振り回され、
自分を惑わされていたからかもしれません。

今までの自分はあのとき死んだ。

そう思ってみたら、すうっと私の中に愛が帰ってきました。
それは人間に対する愛だけではありませんよ(笑)
また新たなる愛がもっともっと湧きでてきますように。
私に生きる力が戻ってきますように。

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